改革の芽伸ばす

SAPジャパン
ギャレット・イルグ 社長
 迎える2010年は、パートナーだけでなく、ユーザー企業にフォーカスしていきたい。その方法の一つとして、当社ではラーニングのミニグループをつくり、1週間に一度の割合でSAPの商材についてユーザーに学んでいただいている。ユーザー企業に出向いて、当社のバリューは何なのか、何ができるのか説明する「バリューアカデミー」も実施している。社内の人材については、継続的にトレーニングを行っており、今後はさらに人材投資を加速させていきたい。

 大手企業はオフショアや市場獲得のために海外オフィスを開設したりしているが、中堅・中小企業に関しても同じような環境にある。つまり中堅・中小企業も抱えている問題は同じ。当社のツールやテクノロジーを活用し、マネジメントしてもらうことに力を入れる。

 2009年を振り返ってみると、最も重点的に取り組んできたのは、顧客満足度の改善で、これを大幅に向上させることができた。従来と比べて、積極的にパートナーをサポートしている。また、ダイレクトセールスチームとチャネルを洗い直し、整理した。チャネルディレクターの配置がそれだ。チャネルディレクターオフィスを通すことで、パートナーのレディネスを高めることができている。加えて、リクエストに対応したりクレーム処理にあたったりしている。10月中旬から本格始動しているが、驚くほど効果が現れており、2010年にはユーザーやパートナーの満足度に反映されてくるだろう。