「Cloud 2」

宇陀栄次 社長
 エコポイント申請サイトの構築などを通して、クラウドが一般に認知されるようになってきた。当社はSaaS型のCRM(顧客情報管理)で名を挙げてきたが、今やプラットフォームを提供するビジネスモデルに変えてきており、ユーザー企業に全社規模で利用していただく事例が増えている。ユーザー数は急激な伸びをみせている。

 2011年は「Cloud 2」を掲げ、さらなる成長を目指す。これは、モバイル、リアルタイム、コラボレーションをテーマとしている。スマートフォンなどのモバイルデバイスや、Twitterをはじめとするソーシャルネットワークの利活用が広がっている現状に対応していくつもりだ。

 2011年には、東京のデータセンターが稼働を開始。日本に本当のクラウドの技術を浸透させたい。当社のプラットフォーム上でパートナー企業がさらに技術を磨き、新しいサービスを生み出すことができれば本望だ。大手企業だけではなく、地方の中小企業が活躍する場も提供したいと考えており、協業を推し進める。

 これからは、ITというよりも、ICTプラットフォームという考え方がより重要になる。クラウドの利用によって、あらゆる業種・業態の関係者がサービスを組み合わせながら新しいビジネスを創造することができる。日本にはすぐれたところがたくさんあり、企業や産業のグローバル進出にクラウドで少しでも役に立ちたいと思っている。