片山俊介 社長
 2013年の暮れから、法人向けのプリンタビジネスが熱気を帯びてきて、買い増す企業もみられるようになった。消費税率引き上げを前に、予算を残さず買ってしまおうという動きが広がっている現象だと理解している。この傾向は、コンシューマ向け以上にビジネス向けで顕著だ。ただし、3月までは好調でも、需要の先食いの可能性もあるので、2014年度は市場の動きに注意する必要がある。

 当社が市場を開拓したと自負しているA3のビジネスインクジェット複合機は、市場の成長が続いていて、当社の業績も伸びている。2013年11月にはフラッグシップモデルの新製品を発売したが、現時点では競合他社に比べて圧倒的な高性能を誇り、好調だ。一方、A4のレーザー複合機も、カラーではNo.1のシェアを奪取している。ただし、オフィス需要はこれから劇的に伸びるわけではないので、次の展開を考えなければならない。

 2014年をさらなる成長の年にするためには、プリンタ/複合機を、PCに続く社内ネットワークの二つ目のインターフェースとして活用してもらえるような提案をする必要がある。すでにスキャンしたドキュメントをクラウドにアップしてシェアする機能などを実装しているが、ソフトベンダーとも連携し、ビジネスシーンに役に立ちそうな機能、アプリケーションを今後も開発していく。ビジネスの仕組みに新しい付加価値を与えるソリューションを考えるのが、当社のような販売会社の使命だ。