年頭所感

【2015年 年頭所感】 富士通マーケティング

2015/01/08 20:40

週刊BCN 2015年01月05日vol.1561掲載

生貝健二 社長
 2015年は、商材の拡充・強化に力を注ぐ。富士通システムズ・イーストや富士通システムズ・ウエストと連携し業種特化型のノウハウをSaaS化して「AZCLOUD SaaS」シリーズとして展開しているが、そのラインアップの整備を加速する。また、「GLOVIA smart きらら SaaS」の会計と人事給与も、単月で利益を計上し始め、着実に顧客基盤を拡大している。GLOVIAシリーズのSaaS化をさらに推進したい。

 マイナンバー(社会保障・税番号)制度も2015年の大きな商機になる。GLOVIAのパッケージ対応はもちろん、手組みの人事給与システムを使っているお客様向けにも、マイナンバー対応のアドオン型パッケージを提供する予定だ。今春には出荷を開始する。

 パートナー向け施策も、実を結びつつある。場合によっては見込み客の開拓まで一緒に取り組むなど、商談支援も積極的にやってきた。従来の富士通パートナーとは別に、当社の独自パートナーも拡充しており、50社ほどに増えている。こうした新しいパートナーの成長も、しっかり支援していく方針だ。また、業種・業界特化型のノウハウをもつパートナーの活躍はめざましく、得意なソリューションを当社のパートナー網を使って全国に水平展開するようなケースも増えてきている。

 4か所に分散していた都内の拠点も1か所に集約し、全社の力を結集できる体制を整えた。パートナーとも連携し、「お客様のために、もっとできることがある」を合言葉に、お客様のニーズに応えていく。
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外部リンク

富士通マーケティング=http://www.fjm.fujitsu.com/