野上義博 社長
 2014年度(15年3月期)は、Windows XPの買い替え需要が盛り上がるとしてもその反動が必ずやってくるという前提でスタートした。想定よりもやや早めに上期中盤以降に反動減が始まったが、需要を先食いした状況のなかではあたりまえだと捉えて無理をしないことを心がけた。そうした環境の下で、一定の実績をあげることができたのは、メーカー、販売パートナーとの協業で培ってきた地域密着ネットワークの力によるところが大きく、2014年は改めてメーカー、販売パートナーの皆様への感謝の思いを強くした年でもあった。

 2015年、状況はそれほど変わらず、ICT投資を先送りする企業もまだあると思われるが、企業にとって定期的な投資は避けて通れない。投資に踏み切る動機づけをしっかりと提案することが、市場の活性化につながっていくことになる。地域密着ネットワークを生かして今後の動向を把握し、その折々にしっかりと対応していくことが大切だ。ICT市場は、クラウド化が本格的になり、SIMフリー端末の台頭にみられるように、既存の枠組みにとらわれない新たな製品・サービスが続々と登場してきている。これらの製品・サービスが普及することで、市場のすそ野を広げる流れは続いていくだろう。

 市場やユーザーの変化を敏感に吸い上げることによって、この流れをしっかりと把握し、新たな製品や新たな分野での取り組みにも積極的に挑戦する。これによって自らも成長し、顧客の要望にスピード感をもって対応することで、この厳しい状況を打ち破っていきたい。