鈴木良隆 社長
 他社と比較して絶対に負けない強みを、私たちは「ライジングゾーン」と表現している。このライジングゾーンに経営資源を集中する戦略が奏功して、業績は好調。2013年度(14年3月期)の売上高は前年度比9%増の実績を上げて、14年度のそれは10%増の見込み。このうち、ライジングゾーンは、13年度が67%増、14年度は19%増と全体を押し上げている。私たちがもつ「価値」を認めてくれている。ライジングゾーンは、現在26種類ある。「大切なのは数ではない」と担当部門には釘をさされているが(笑)、私の思いとしては50種類にはしたい。

 2015年度も引き続き強化するのは、ライジングゾーンだ。既存の26種類を営業担当者がしっかりとお客様に提案できるようにしながら、可能な限り数を増やす。お客様の業務内容に即したITソリューションを提供できることがライジングゾーンの強み。ポイントに置くのは、お客様の業種にマッチしたソリューションだ。汎用的ではなく、お客様の業務内容やワークフローを知っているからこそ実現できるトータルソリューションを企画・開発し提供する。ホテル業界向けに開始したトータルITソリューションは、その代表例だ。必要に応じてITだけでなく、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスも提供しており、高い評価を得ている。こうした業種特化型のモデルを他の業種でもたくさんつくる。

 お客様はITに期待している。ITベンダーの提案力が試されている。他社の動きや市場動向に左右されることなく、私たちは信じた道を突き進む。