日本オラクルは、昨年4月に杉原博茂氏が社長兼CEOに就任すると、2020年までに「No.1クラウドカンパニー」になることを目標に掲げ、その動きは本国の米オラクルにも波及した。ただし、SaaSベンダーの買収にこそ積極的だったものの、総合ITベンダーとしてのポートフォリオを生かしたクラウドサービスの展開をしているわけではなかった。現状では、日本市場はおろか、グローバルでもオラクルがクラウドビジネスのメインプレーヤーとはいい難い。しかし、ここに来て、オラクルがクラウド市場で何をしようとしているのか、具体的な戦略がようやくみえてきた。(本多和幸)