富士通の製品・サービスのポートフォリオは、いまやグローバルでも有数の充実度を誇る。グローバル大手の総合ITベンダーは、高収益事業にリソースを集中させる傾向にあり、一見、市場のトレンドとは正反対の動きにみえるが、山本正已会長は社長時代、本紙に対して「ポートフォリオを狭めていった会社ほど苦しんでいる」と話した。国産トップの総合ITベンダーは、事業環境の変化が加速する一方のIT市場で、どう世界と戦うのか。成長への青写真を探る。(本多和幸)