羅本礼二 社長
 革命が起きようとしている。ドイツ政府が主導する「インダストリー4.0」や米GEが提唱する「第3の波」は、その象徴といえるだろう。

 当社は独立資本としてはトップクラスの富士通パートナーだが、常に少し先をみて事業を展開してきた。例えば、昨年の4月にはIoTソリューションの推進部隊を新設。電子デバイスは得意分野であることから、当社の事業とIoTとの親和性は高い。センサなどを活用した新しいサービスは、すでに提供を開始している。IoTは、製造業をはじめとする各産業にイノベーションをもたらすと確信している。

 また、数年前からロボット、なかでもロボット自動化ソリューションに取り組んでいる。ロボットは、人と同様の役割を担うようになってきている。ロボットによって“止まらない工場”も実現可能であり、ニーズも顕在化している。そこで必要とされているのが、顧客のニーズにあわせてロボットを提供できる「ロボットインテグレータ」である。

 ロボットの延長にあるのが、IoTである。そして、その先にインダストリー4.0がある。インダストリー4.0は製造業を対象としているが、“~版インダストリー4.0”として、さまざまな産業に波及すると考えている。インダストリー4.0はドイツの国策だが、日本政府も動き始めている。国の動きと市場のニーズをグリップしながら、信頼できるパートナーとともに、新たなITの活用領域を開拓していく。今年は、その展開フェーズにあると考えている。