組み込みソフト開発技術者を1000人近く抱えるキヤノンソフトウェア(キヤノンソフト、神森晶久社長)は、APTJ陣営に合流している。この7月からはAPTJでAUTOSAR開発に従事する技術者をさらに増やし、「APTJでの活動を通じて車載ソフトウェア開発領域で存在感を一段と高めていきたい」(池田幸一・第一エンジニアリング事業部事業部長)と意欲を示す。APTJは名古屋大学の高田広章教授が中心となって設立し、組み込みソフト開発大手の富士ソフトなどが参画している。他にもNEC通信システムとイーソルがデンソー系のAUTOSAR開発会社のオーバスに、豆蔵やSRAなどがSCSK陣営にそれぞれ加わるなど、国内勢は三者がしのぎを削る状態だ。