オープンソース

 ソフトウェアの設計内容にあたるソースコードを公開し、変更や複製、再配布を自由に認める手法。この手法で開発されたソフトウェアをオープンソースソフトウェアといい、「OSS」と略す。

 オープンソースは、1990年代後半に、米国のエリック・レイモンド氏らが提唱した考え方。ソースコードを不特定多数の人で共有しながら開発し、ソフトウェアの品質向上を目指すことを目的とする。同じような意味として、フリーソフトウェアやパブリックドメインソフトウェアがある。

 オープンソースは、非営利組織「The Open Source Initiative」(OSI)の定義に準拠していることが必要となる。定義には、「自由な再頒布」や「ソースコードでの頒布の許可」など10項目がある。定義に準拠している場合は、OSI認定マークが付与される。

 OSの「UNIX」や「Linux」のほか、プログラミング言語の「Java」、大規模データ処理技術の「Hadoop」などがOSSの代表例。一般向けでは、ウェブブラウザの「Mozilla Firefox」やオフィスソフトの「OpenOffice」などが有名だ。

 オープンソースは、柔軟性の高いソフトを無償で手軽に利用できることがメリット。一方、サポート体制や品質に対する保証が、商用ソフトに比べて劣っているといわれている。