企業動静

企業動静 2023年1月2日付 vol.1951

2023/01/06 09:00

週刊BCN 2023年01月02日vol.1951掲載

独立

ワークスアプリケーションズ・フロンティア(WAPF)
親会社のワークスアプリケーションズ(WAP)がWAPFの全株式を、WAPFの経営陣などが設立・出資した法人であるFRCに譲渡し、マネジメント・バイアウトが成立。WAPグループ各社とWAPFの間で資本関係はなくなり、役員の相互派遣も解消されるが、WAPFの社名や製品ブランド名、事業所などに変更はない。両者は今後も連携・協力する。
12月16日

設立

NECネッツエスアイ
グループ企業であるNESIC陸上養殖が建設を進めていたサーモンの陸上養殖施設「富士・桂川ファクトリー」(山梨県西桂町)が竣工。1月にも稚魚を投入して稼働を開始し、8月の出荷開始を見込む。
12月12日

アステリア
長野県軽井沢町にリゾートオフィスを建設へ。オフィスのあり方を再定義する施策の一環。約5億円を投じ、視界230°の巨大スクリーンなど最先端の環境を導入し、生産性の高い働き方の実現を目指す。23年7月の稼働開始を予定。
12月14日

アリババクラウド
日本で3カ所目のデータセンターを首都圏に設立。ストレージ、ネットワーク、エラスティックコンピューティング、セキュリティ、データベース関連のサービスから開発者向けサービスまで、幅広いクラウド製品やサービスを提供。
12月15日

提携

レノボ・ジャパンとアクティア、グレイステクノロジー
レノボが販売するARソリューションセット「ThinkReality A3 Industrial Edition」の作業手順支援・遠隔エキスパートソリューション「holo one sphere」の導入支援で協業。レノボのARソリューション、グレイステクノロジーのマニュアル制作ノウハウ、アクティアの先端テクノロジーを実サービスに活用するノウハウを生かし、エンドユーザーの業務効率を上げるためのARマニュアル導入をサポート。
12月12日

SCSKと広島大学病院
ヘルスケア領域の社会課題解決に向けた共創プロジェクトを実施。SCSKの「Dr2GO」(ドクターツーゴー)を活用した医療プラットフォームの構築を進めるほか、広島大学病院の周辺地域の医療現場との連携強化、医療機関と製薬企業をはじめとするヘルスケア産業の接点の革新などに取り組む。
12月13日

NTT東日本と神奈川県横須賀市、九州大学、神奈川県立保健福祉大学
産学官連携によるヘルスケアデータの連結・分析システムの構築と活用を推進。同市が扱う医療、介護、健診などのデータをNTT東日本の技術で個人単位に連結・匿名化した上で、それぞれの大学が研究・分析。結果を元にシステムを開発し、健康支援事業を展開。
12月14日

TOKIUMと横浜銀行
ビジネスマッチング契約を締結。TOKIUMは横浜銀行の経理業務の効率化ニーズのある法人顧客に対して、同意を得た上で、支出管理クラウド「TOKIUM」の導入を推進し、経理業務の効率化やDXを支援。
12月14日

atenaと日本郵政キャピタル
資本提携を行い、両社が保有するリソースを活用したシナジー創出、事業のさらなる拡大を推進。atenaは企業に届く郵便を全て電子化してメールのように管理できるクラウド郵便サービスを展開している。
12月14日

パナソニックコネクトと大阪市
「スマートシティの実現に向けた画像解析技術の利活用にかかる連携協定」を締結。顔認証技術やAIカメラをはじめとする画像解析技術の利活用の可能性などを探る。
12月15日

EVERY.LIVEとトリプルアイズ
資本業務提携を結び、画像認識技術を活用したライブ配信AI監視システムの開発に着手。非属人的な体制による安心・安全なライブ配信環境の実現を目指す。
12月15日

子会社化・出資

Chatwork
クラウド型勤怠管理システムの開発・提供、労務管理アウトソーシングサービスなど人事労務領域で複数事業を展開しているミナジン(大阪市)の全株式を取得。人事労務領域のサービス拡張へ。
12月16日

事例フラッシュ

PKSHA Workplace
国分グループ本社が、深層学習と自然言語処理を活用した対話エンジン「PKSHA Chatbot」の運用を開始。従業員向けAI窓口を開設し、業務効率化と従業員体験向上を目指す。
12月12日

日本オラクルとアシスト
ベネッセコーポレーションが販売管理・新顧客基盤を含む基幹システムに「Oracle Cloud Infrastructure」上で提供される「Oracle Exadata Database Service」を採用。従前システムの性能を維持しながらコストを最適化。「Microsoft Azure」とのマルチクラウドでサービス全体のレスポンスを向上。
12月12日

アイティフォーと日本IBM
南都銀行(奈良市)向けに共同開発された「住宅ローンWEBサービス」が運用を開始。住宅ローンの受付・審査や契約を全てシステム化し、多様化する顧客ニーズに対応。
12月12日

ドーモ
ポリ袋・ゴミ袋の開発・製造の日本サニパックが、DXによる次世代型ビジネスモデル変革に向けてクラウド型データ活用プラットフォーム「Domo」を導入。マーケティング・営業・調達・生産・物流在庫など各部門が抱えていたデータを連携・一元管理し、可視化、分析などに活用。
12月13日

住友電工情報システム
サントリーシステムテクノロジーがローコード開発プラットフォーム「楽々Framework3」を採用し、システム開発を標準化。平均開発工数を13%短縮したほか、サントリーグループ全体でのペーパーレス化にも活用し、約20人月の工数削減と1カ月以上の前倒しで早期完了を実現。
12月13日

インテック
自治体向けIoTプラットフォームを活用した富山県魚津市のスマートシティデータ連携基盤を構築し、運用支援を開始。同市は基盤を活用し、ごみ収集車の稼働状況を可視化、河川水位監視、積雪監視などを段階的に実施し、コスト削減や市民への情報公開の効率化を目指す。
12月13日

コミューン
椿油専門メーカーの大島椿(東京・港区)が、自社で展開するユーザー向けコミュニティ「大島椿ファンプログラム」に、コミュニティサクセスプラットフォーム「commmune」を採用。ユーザーとのコミュニケーションを促進。
12月13日

日本IBM
三菱UFJ銀行の勘定系システムの変革を中心とした「アーキテクチャー戦略」の実現を支援するプロジェクトを開始。新勘定系システムの基盤は、信頼性の高いメインフレームと迅速性・柔軟性の高いオープン系基盤を適材適所で選択するハイブリッド基盤とし、DX施策に柔軟かつ迅速に対応できるアーキテクチャーを目指す。
12月13日

日本ストラタステクノロジー
物流支援サービスなどを手掛けるジップ(岡山県瀬戸内市)が発送業務を管理するITシステムに無停止型エッジコンピューティングプラットフォーム「Stratus ztC Edge」を採用。IT担当者の運用管理業務の負荷を大幅に低減。
12月13日

ゼネテック
自然エネルギー関連の事業を展開するパワーエックスが、離散事象解析3Dシミュレーションソフト「FlexSim」を採用。岡山県に建設中の日本最大級の蓄電池工場のレイアウトシミュレーションに活用。
12月13日

SAPジャパン
建設設備などを展開する高砂熱学工業がERP「SAP S/4HANA」と人事クラウドの「SAP SuccessFactors」を導入。グループにおける経営情報の一元管理、業務プロセス準化を図り、データドリブン経営の実現を目指すとともに、人的資本経営を強化するための多様な人事施策を推進。システムの構築はアビームコンサルティングが担当。
12月14日

テックタッチ
大日本印刷が導入した経費精算システム向けのガイド・ナビゲーションツールに「テックタッチ」を採用。システム定着や利活用を通じてDXを推進。経費精算以外の業務プロセスSaaSへの追加展開も検討。
12月14日

Sansan
円谷プロダクションが契約DXサービス「Contract One」を導入。電子契約書と紙の契約書を一元管理することで、契約データベースを構築し事業成長を推進。
12月15日

BIPROGY
東北電力が上越火力1号機(新潟県上越市)に発電所などでの巡視点検業務を支援する「巡視点検支援サービス」の初期モデルを採用。巡視点検業務を自律移動可能なロボットに置き換えるSaaS型サービスで、ロボットで取得した画像データや振動データをAI解析し、通常時との違いを検知。実運用を通じてさらなる改良を目指す。
12月16日
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