企業動静

企業動静 2023年6月12日付 vol.1972

2023/06/13 09:00

週刊BCN 2023年06月12日vol.1972掲載

出資

ビジネスエンジニアリング
フィリピンのIT企業N-PAX Cebuの第三者割当増資を引き受け、追加出資。フィリピンにおける「mcframe」の販売・導入をさらに強化し、従来は「mcframe GA」のみを対象としていたN-PAX Cebuとの協業関係を、他のmcframeシリーズ製品(mcframe 7、CS、IoTなど)に拡大。
6月1日

連携

富士通と米Microsoft(マイクロソフト)
サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を推進する革新的なクラウドソリューションの開発・提供に向けた5年にわたる戦略的なグローバルパートナーシップを締結。製造、流通、ヘルスケア、公共分野における「Fujitsu Uvance」のソリューションを共同で開発・提供。
5月29日

サイエンスアーツとグローリー
サイエンスアーツのライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」とグローリーの顔認証による来訪者検知システムが連携。パチンコ事業などを展開するマルハンが導入し、顔認証の結果をリアルタイムで従業員に伝達することが可能となり、忘れ物、伝達事項などがある顧客に対する対応の円滑化を推進。
5月29日

BIPROGYと百五銀行(津市)
「百五銀行スマホバンキング」アプリをベースとしたBIPROGYバンキングアプリの金融機関向け提供に関する協業を開始。地域金融機関の顧客接点強化や業務効率化を支援。
5月30日

SAPジャパンとPwCコンサルティング
ヤマハ発動機のDX戦略の第1段階として、国内3社で「SAP S/4HANA」を用いたグローバル標準業務・システムを2023年1月に稼働。先に稼働している経営ダッシュボードと合わせて、これらを活用した経営基盤改革を支援。
5月30日

電気興業とサイバーコア、コスモ通信システム
盛岡市が出資するまちづくり会社から同市中心市街地における人流・交通分析システム整備事業を受託し、AI人流・交通分析システムを整備。市街地に十数台のカメラを設置し、撮影された映像内の人物や車両について、AIを用いて時間帯毎の属性を分析。行政課題の解決、地域企業の事業活性化などでデータ利用。
5月30日

日鉄ソリューションズとエクサウィザーズ
業務提携に関する基本合意書を締結。両社の有する顧客基盤や営業戦略、顧客業務に関するドメイン知見、デジタル、AI領域における技術力、事業開発力、人材育成ノウハウを相互活用し、提供サービスの補完や販売力を強化。
5月31日

NECと米Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス、AWS)
2020年に締結したコーポレートレベルの戦略的協業を拡大。AWSが「NEC印西データセンター」に開設した「AWS Direct Connect」の接続拠点を活用したソリューションの提供やNECグループにおけるAWS認定資格保有者を拡充などを推進。
5月31日

SCSKと4DIN
製薬産業・アカデミア向け「リアルワールドエビデンス」(RWE)事業で提携。臨床診療データや治療結果などに由来するデータを研究開発領域の科学的根拠とするRWEのニーズに対し、匿名加工技術と二次利用基盤を用いて研究開発用データサービスの提供を目指す。
5月31日

サイバートラストとNeutrix Cloud Japan
提携を強化し、ライセンス無償のLinux OS「AlmaLinux OS」を、NCJのクラウドサービスである「Neutrix Cloud」上で提供。セキュリティ強化や最大16年の長期サポートなどを実現。
6月1日

e-dashと仙南信用金庫(宮城県白石市)
業務提携し、CO2排出量可視化のクラウドサービス「e-dash」を、仙南信金の取引先企業へ訴求。地域における脱酸素の取り組みを支援。
6月1日

LayerXと福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行(長崎市)
企業のデジタル化支援に関する協定を締結。九州エリアの企業に対し、支出管理サービス「バクラク」を通じた業務改善支援を展開。3行はいずれも、ふくおかフィナンシャルグループの銀行。
6月1日

人事

レッドハット
7月1日付で代表取締役社長に三浦美穂氏が就任へ。三浦氏は日本IBMで要職を歴任。直近では、専務執行役員パートナー・アライアンス&デジタル・セールス事業本部長を務め、戦略的パートナーシップを通じて同社の成長に貢献した。現職の岡玄樹氏は米IBM本社へ転籍し、Vice President M&A Synergy and New Marketsとして勤務する予定。
6月1日

事例フラッシュ

TDCソフト
ENEOSの脱炭素・循環型社会実現に向けた研究開発において、アジャイル開発手法の導入を支援。開発開始から3カ月後に太陽光発電、水素発電、蓄電池などの稼働状況を監視・管理する「hammock EMS」をリリースするなど、スピーディーな開発に寄与。
5月30日

フォトロン
福岡女学院看護大学(福岡県古賀市)が講義収録システム「Spider Rec」「BeeTouchPlus」、学習動画共有プラットフォーム「CLEVAS」を採用。実践的なシミュレーション教育やオンライン授業へのスムーズな移行を実現。
5月30日

ストックマーク
住友金属鉱山が情報収集プラットフォーム「Anews」(エーニュース)を導入。市場・顧客ニーズと技術シーズの両面から自動的に情報を収集し、組織全体への共有が可能に。マーケット情報の自動収集による研究員の視野拡大や確度の高い研究開発テーマの発見などに貢献。
5月30日

Too
映像企画制作会社のカラーに、米Jamf(ジャムフ)が開発したApple専用のデバイス管理サービス「Jamf Pro」を提供。デバイス管理にかかる工数を削減。
5月30日

日本オラクル
NTT西日本が社内業務におけるDX推進の一環として、回線開通業務効率向上に向けたシステム連携、データ統合および一元管理基盤を「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)上に構築。OCI上で提供される「Oracle Autonomous Database」「Oracle APEX」などのサービスを活用し、進捗の可視化や開通業務の効率向上を目指す。
5月31日

日立ソリューションズ
アパレル企業であるカナダグースジャパンの設立に伴い、米Microsoft(マイクロソフト)の「Dynamics 365」を活用して国際会計基準(IFRS)と米国の内部統制基準(SOC)に適合した会計システムとSCMシステム(販売・購買・在庫管理)を実装。会計システムは7カ月で、SCMシステムは3カ月でそれぞれ構築。
5月31日

マクニカ
住友重機械工業のセキュリティ基盤として、Menlo Securityのクラウド型「Secure Web Gateway」を提供。日本およびアジア地域の約1万5000ユーザーに展開し、オートスケーリング機能によるレスポンス速度の改善、運用負荷を抑えた安全なWebアクセスなどを実現。
5月31日

シンプレクス
日本住宅ローンの基幹システムを「Amazon Web Services」を活用してクラウド化。迅速にビジネスに対応できる高い拡張性、セキュリティのさらなる向上、業務削減、安定した事業運営などを推進。
6月1日

PKSHA Technology
同志社大学が深層学習と自然言語処理(NLP) を活用した対話エンジン「PKSHA Chatbot」の運用を開始。学生や保護者を対象に24時間365日対応可能な窓口として、履修登録の流れ、課外活動、アルバイト、奨学金、寮、キャリア、大学施設など、学生支援分野全般に関する問い合わせへの自動回答を実施。
6月1日

NEC
AIを活用した健康ポイントサービスアプリ「WoLN」(ウォルン)を東京・葛飾区に提供。葛飾区は6月1日から区民に対して健康づくり事業「スマホを使って健康づくり!~かつしか健康チャレンジ」を開始。ゲーム性などを付与することで、健康増進の取り組みを促す。
6月1日

Helpfeel
ナチュラルコスメブランド「LUSH」を添加するラッシュジャパンがECサイトおよびITシステムやバックオフィス業務などに関連した社内向けツールとして、検索型FAQ「Helpfeel」を導入。顧客や従業員の課題解決のスピードアップに貢献。
6月1日

BRING
クレディセゾンがアバターを活用した遠隔接客サービス「バタラクCloud」を、全国のセゾンカウンター49店舗で採用。アバターを利用した新たな顧客相談窓口を増設することで、顧客の待ち時間短縮に成功。
6月1日

富士通
食料品を中心とした総合卸売業である日本アクセスが、取引先から受領する請求データと自社が持つ買掛データを照合する買掛照合業務の効率化を目的に、SaaS型AIサービス「Fujitsu買掛照合AIサービス」を導入。数カ月のトライアルの結果、従業員の稼働時間削減を確認。2025年までに年間1万2000時間の削減を目指す。
6月2日
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