【Q】パッティングでよく左にひっかけて、カップの左側を通過することが多くて困ります。ひっかけないコツを教えて下さい。

【1】ボールの位置
一般的に、ボールの位置は目の真下がいいと言われています。その位置がパッティングのラインが見やすく、また、アドレスが安定するようです。図1のように、自分のボールの位置をチェックして下さい。そうすることによって、安定したアドレスから、あまり手首を使わないパッティングが可能になります。
【2】肩の力を抜く
肩に力が入っていると、肩で腕を止めてしまうので、手が左右に動かなくなり、その結果手首だけが返ってしまい左にひっかけてしまいます。アドレスをしたら、軽く息を吐き、肩を下ろすように力を抜いてみてください。

ボールの行き先が心配になって上体が前に出てしまうと、「ルックアップ」となり、クラブフェースがクローズになってしまうので、カップの左を通過してしまうパッティングとなります(図2)。上体をアドレスの位置にキープして、腕と肩でつくった五角形をくずさないようにヒットしてみましょう(図3)。
1904年の全英オープンに優勝したスコットランドのジャック・ホワイトが残した名言「耳でパットをせよ(Putt with your ear.)」を守り、ボールがカップインする音が聞こえるまで頭を動かさないようにするイメージを持つことも良いトレーニングになると思います。
それでは、GOOD GOLFING!