10月24日、携帯電話の「番号ポータビリティ」制度が始まる。携帯電話向けコンテンツサービスを手がけるビジュアルワークスが10代女性3265人に行った意識調査によると大手3キャリア利用者の約半数がauとの契約を検討しているという。理由として「サービスや機能に魅力を感じる」などがあがった。

 KDDIはauの夏モデルを今年5月に発表。商品戦略で「音楽・映像分野のさらなる強化」を掲げて長時間連続再生可能な機種をそろえた。コンテンツ強化にも余念がない。今年1月から「au LISTEN MOBILE SERVICE(LISMO)音楽配信サービス」を始め、2月には「着うたフル」ダウンロード数が約500万に達するなど好調だ。

 一方、ドコモは電子決済に注力し、かざすだけでキャッシングや決済ができる「ケータイクレジット」を展開中。ボーダフォンを買収したソフトバンクはブロードバンドでコンテンツ配信する計画だ。孫正義社長は決算会見で「たくさんあるそば屋でトップになるのは難しいが、携帯電話なら3社のなかで勝てばいい」と述べた。

 前出の調査では「1年以上使用してから買い換える」というユーザーが73%いるため、すぐにキャリアを変更することは考えづらいとビジュアルワークスは分析。消費者の意に沿ったサービスを提供し続けられるかどうかが今後の「シェア」に現れる。