7インチのTFT LCD需要が高まり、価格が上昇している。デジタルフォトフレーム、すなわち写真フレームのデジタル版であるが、このニーズが欧米をはじめとして高まっているのがその大きな理由である。

 今年の4月時点では中国企業がオファーするデジタルフォトフレームは、動画再生などができるもので45ドルあたりまで下がったが、今では再び60ドル以上に値上がりしている。

 AUO、CMO、Innoluxなど台湾大手メーカーのLCDパネルの大口価格は6月に入ってからアナログタイプで30ドル台の前半、デジタルタイプは60ドル近くにまで上昇。納期も新規発注は4-6か月待たされる状況だ。

 もうひとつの理由は、OLPC(One Laptop Per Child=100ドルパソコン) の標準仕様がやはり7インチサイズのLCDを使っていることにある。

 OLPCは台湾の大手ノートパソコンメーカーのQuantaのものが有名だが、小規模メーカーもフラッシュブートのLinux OSをのせたノートパソコンを100ドル前後でオファーを開始している。この値上がり状態からいくと、今後は「100ドルパソコン」と呼べるかどうか怪しくなるかもしれない。(台北発:アコードインターナショナル 原 真)