利益を確保しながら成長していくため、「家電事業は欠かせない」と、東芝の西田厚聰社長は話す。家電は消費者と直に向き合う商材だが、「なかなか製品の良さを理解してもらえていない」と打ち明ける。

 ブランド力向上を図るため、「ecoスタイル」というコンセプトを立ち上げた。「快適に暮らしながら、いつの間にか“エコ”な毎日になっている。こうした環境を作る」。地球環境に寄与する家電とアピールするわけだ。

 家電事業は、「海外での成長も期待できる」という。今年度(2008年3月期)の海外売上高は1670億円(前年度比17.5%増)の見通し。「アジアを中心に拡大できる」と言い切る。国外を含めた売上高については、今年度7700億円(2.8%増)を見込む。「予想を上回る可能性は十分にある」と自信たっぷりだ。