▽…IAサーバーの販売で、2010年までに現在の約2倍にあたるシェア30%、ナンバーワン奪取を目標に掲げた富士通。ソフトサービス事業を重視する姿勢が際立っていたなか、久しぶりにハードの台数を追う方針を鮮明に示した。

▽…3月30日の記者会見では「潜在需要が眠る中堅・中小企業にアプローチするには、外部チャネル(販売パートナー)の力が必須」との考えを示し、「従来の販売支援内容やインセンティブ制度では通用しないはず。パートナーの要望を調査・分析している最中で、その内容を反映して販社支援策を練り直す」と強調。「低価格勝負は避ける」とも言い、外資系メーカー主導の低価格競争には参加しないと思わせた。

▽…にもかかわらず、4月6日にはIAサーバー群で最大49%の大幅な価格引き下げを発表。技術や機能の差別化が難しいIAサーバーでは、やはり低価格が差別化ポイントなのだろうか。(木村剛士)