企業経営者とITベンダーの中間的な立場からIT経営を促進する橋渡し役が、ITコーディネータ(ITC)です。毎年度の更新が大変な資格制度で、辞めていく方が多い時期がありましたが、いま、ようやくITCを使う動きが出てきています。
その一例が、日本ユニシスが製造業向けソリューションで構築した製造業支援SaaS普及協会の動きです。日本ユニシスは、任意団体「SaaSパートナーズ協会」のメンバー。協会はITCを巻き込んで、SaaSを中小企業へ普及させようとしています。製造業支援SaaS普及協会は、その考えが随所に出ているアライアンスです。
日本ユニシスは、中堅上位と大手企業を得意とするベンダーで、中小企業を苦手としていました。SaaSパートナーズ協会で勉強を重ねた結果、製造業支援SaaS普及協会ができあがったのでしょう。
ITCを使ってSaaSを本当に普及させた例は、ほとんど聞きません。。この事象は、今後の試金石になります。そして競合の大手ベンダーも、今、ITCを効果的に使う戦略を練っています。(谷畑良胤)
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日本ユニシス、製造業支援SaaS普及協会を設立、初年度は1000ユーザー目標メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.5.24」より