いまさら聞けないキーワード

<いまさら聞けないキーワード>グループウェア

2011/06/23 15:26

週刊BCN 2011年06月20日vol.1387掲載

〈一般的な解釈は…〉ネットワークを介して社内での情報共有などができるソフトウェア。

 会社や部署、グループなどの組織内で情報を共有するためのソフトウェアのこと。グループウェアは、ネットワークを活用して、組織内のメンバー同士のパソコンを接続して、各メンバーが画面上で互いのスケジュールやアドレス帳などを管理・共有することができる。それによって、居場所が離れていても、メンバー間の迅速なコミュニケーションを実現する。グループウェアとは、TwitterやFacebookのようなソーシャルネットワーク(SNS)機能を業務用に特化して、組織内での利用に限られた“社内のSNS”であると捉えることができる。

 グループウェアの主な機能は、スケジュールやアドレス帳のほか、デジタル掲示板やプロジェクト管理、名簿作成、経費清算、各種申請などと幅広い。そのため、グループウェアは情報共有によってメンバー同士のコミュニケーションを改善するだけでなく、社内の業務フローのデジタル化を応援したり、顧客情報などのデータベースとして活用したりすることができる。

 グループウェアを使うことによって仕事を効率化することができる反面、各機能が使いにくかったり、そもそも情報を共有したがらないなどの理由から、グループウェアの使用に消極的な社員もいるようだ。また、各国の事情によって、グループウェアを展開しやすい市場と展開しにくい市場がある。例えば、社員が情報を自分自身の資産と捉えて、社内での情報共有を避ける傾向の強い会社が多いといわれる中国では、グループウェアがなかなか売れないと頭を抱えるベンダーがいる。

 ちなみに、「グループウェア」は英語の「groupware」をカタカナ表記にしたものだが、英語では、むしろ「Collaborative software」(共同ソフトウェア)のほうが一般的に使われている。
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