〈一般的な解釈は…〉システム上で、相互関連のデータを整理・統合し、管理や検出ができる仕組み。

 データベース(DB)とは、一般的に、多様なデータを一定のルールに沿ってまとめて格納する情報アーカイブ(ファイルの保管庫)のことである。IT用語としてのDBは、コンピュータシステム上で相互に関連するデータを整理・統合して、一元的な管理や検出などができる仕組みを指している。ユーザー企業は、社員情報や顧客情報、商品情報など、社内のあらゆるデータを、データベースを活用して一元的に管理することによって、データの重複を避けたり、全社でデータを共有したりするなどして、有効に活用することができる。

 データベースシステムを構築するために、もともとのデータベースに加えて、運用管理ツールであるデータベース管理システム(DBMS=Database Management System)が必要となる。DBMSは、アプリケーションを経由して、データの定義や追加、修正、削除、検索などを行い、ユーザーに出力する。

 データベースにはさまざまな形式がある。主流タイプの「リレーショナルデータベース(RDB)」は、データを列と行で構成する表(テーブル)形式で表現する。RDBの管理システムを、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)と呼ぶ。普及率が高いRDBMSには、オラクルの「Oracle Database」やマイクロソフトの「SQL Server」などがある。RDBのほかに、データと、データの処理方法を一つのオブジェクトとして捉える「オブジェクトデータベース」や、XML文書をデータとして扱う「XMLデータベース」といった形式がある。

 ちなみに、データベースの語源については、1950年代に、アメリカの国防省がすべての資料(データ)を一つの基地(ベース)にまとめて保管したことから生まれたという説がある。