独立行政法人の情報処理推進機構（IPA）によれば、国内IT産業の就労人口は76万6025人――。

　この数字、初めて知った人が多いのではないでしょうか。産業全体の市場規模や製品の成長予測など、「お金」に関するデータに触れる機会は多くても、「人」の情報は、意外に少ないものです。

　IPAは、毎年、日本のIT人材の実状を把握するための調査を実施し、その報告書として『IT人材白書』を公開しています。なかなかのボリュームで、記者もIT人材関連の記事を書くときに重宝しています。また、IT調査会社のIDCも、先日、ソフト開発者に関連するデータを発表しました。

　ほんの一部ではありますが、IT人材の“今”を「就労人口」「職種」「開発者のスキル」「不満」の四つの視点で俯瞰しました。5分で読めます。ぜひご覧ください。（木村剛士）

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＜Industry Chart　業界の今を俯瞰する＞　「IT人材（開発者）の実態」編