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タイに注目!  MIJSが現地団体と覚書を締結

2012/05/23 15:26

 アジア市場は中国だけではない――。日本のITベンダーはここ数年、中国ビジネスの強化に取り組んでいますが、中国以外にも、ITサービスの需要が高まっているアジアの国々がたくさんあります。インドやインドネシア、ベトナム、ミャンマー、そしてタイ。親日といわれ、日本メーカーの生産地として知られているタイは、経済が活性化し、ITベンダーにとっての有望市場になりつつあります。

 日本国産の大手ソフトウェアベンダーが集まる団体「MIJS」は、先日、タイのソフト産業の3団体・機関と協力関係を築く覚書を締結しました。日本のITベンダーが早めにタイの有力IT団体とパイプをつくり、タイでの事業展開に向けての基盤づくりを目指した取り組みです。

 タイは昨年、大洪水で大きな被害を受けましたが、このところ工場などの復旧が進んでおり、経済も日増しに息を吹き返してきています。日本のITベンダーがタイで商機をつかむためには、何より迅速にアクションを起こすことがポイントになります。タイで日本ブランドの認知度を上げ、地場のベンダーや団体と提携してビジネスの幅を広げれば、新たなビジネスチャンスを発掘できるでしょう。(ゼンフ ミシャ)

【記事はこちら】
【詳報】MIJS、タイのソフト団体・機関と覚書を正式締結
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.5.23」より
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