文教市場向けのシステムソリューションや衛星通信システムなどのネットワークソリューションを展開する理経は、昨年度、4年連続の赤字を脱しました。
今年4月に就任した黒田哲夫社長は、再成長に向けて就任早々に縦割り組織を改編し、中堅社員に中期経営戦略の草案をつくらせるなど、古い考えや体制を積極的に改めています。
また、自治体向けの防災用情報伝達システムを“コア中のコア”と位置づけて拡販するなど、売上100億円への復帰を目指した施策を進めています。
黒田社長は、自身のキャリアのすべてを理経に注いできた人物です。インタビューを通して、「もう一度、活発な理経を取り戻す」という熱い思いが伝わってきました。(真鍋武)
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理経 社長 黒田哲夫 赤字を脱して再成長に向け新体制をスタートメールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.11.16」より