グローバルでは、法人向けビジネスでも有力なパブリッククラウドサービスベンダーに数えられるグーグル。しかし日本では、グループウェアの「Google Apps」でそれなりの顧客基盤を獲得しているものの、IaaSやPaaSについては本格展開しているとはいい難く、いったい日本のB2B市場で何をしようとしているのか、わかりにくい状況が続いていました。
しかし、今年4月、PaaSの「Google App Engine」、IaaSの「Google Compute Engine」などを中心とするプラットフォーム商材「Google Cloud Platform」を日本でも本格展開するなど、急速にラインアップが整ってきました。
『週刊BCN』1540号では、グーグル自身とパートナーへの取材を通して、日本市場での法人向けビジネスの現状と見通しを探りました。発行から1週間と少したちましたが、さまざまな方面から思った以上の反響があり、少々驚いています。なかにはセンシティブに過ぎるのでは、という反応もあるのですが……。
現在はまだ日本のパブリッククラウド市場でメインプレイヤーであるとはいえないにもかかわらず、やはり注目度は抜群。マーケティングでも、グーグルのブランドは大きな武器になるといえそうです。(本多和幸)
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Google 法人向けビジネスでもトップを狙う 新サービスを続々投入、商流も変化 Googleエンタープライズビジネスの最前線 流通を担うパートナーにみる成長のポテンシャルメールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.8.6」より