富士通は今春、データセンターサービス事業の変革を決断しました。3月27日のプレスリリースでは、4月1日からの新体制として、「富士通、富士通エフ・アイ・ピー(FIP)がそれぞれで行っていたサービスデリバリー機能、サービスとツール開発機能を富士通FIPに統合し、ファシリティの計画と管理機能を富士通に統合」することを発表しています。つまりは、両社のデータセンターサービスそのものは、富士通FIPに集約されることになったということです。

 この動きとほぼ同じタイミングで富士通FIPの社長に就任した米倉誠人氏は、この事業統合・再編を主導してきました。富士通は、「FUJITSU Knowledge Integration」という業種横断型の新しいシステムインテグレーションのコンセプトを打ち出し、その中心施策として、パブリッククラウドのIaaS/PaaSであるK5をコアにした新しいプラットフォームを整備しようとしています。富士通グループのクラウドインフラ強化は喫緊の課題であり、その中心的な役割を担う富士通FIPのトップとして、米倉社長の意気込みは相当なものです。(本多和幸)

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富士通エフ・アイ・ピー 代表取締役社長 米倉誠人
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.7.14」より