以前、このコーナーで紹介したタクシー配車アプリ「快的打車」と「嘀嘀打車」は、中国では、すっかりおなじみのツールとして浸透してしまった。そのせいか、最近は、道端でタクシーをどうも捕まえづらい。一見して空車に見えるタクシーでも、実は配車アプリによる予約済みで、乗車を断られることが増えてきた。

 そこで最近、急速に人気を高めているのが、一般乗用車による乗り合いサービスだ。北京暢行信息技術が提供する乗り合いサービスアプリ「嘀嗒併車」は、今年5月、シリーズCラウンドを通じて1億米ドルを調達。路面広告などで精力的にPR活動を行っている。アプリを経由して乗り合いサービスを提供する乗用車のドライバーは、小銭を稼ぐとともに、退屈な通勤時間などを、知らない人と会話しながら過ごして、新たな価値観や知見を得ることが可能になる。アプリを通じてドライバーに対する評価やクチコミを閲覧することによって、使いたい人は安心して利用できる。ちなみに、日本の道路運送法では「白タク」とみなされて違法行為になるので、ご用心。

通勤時など気軽に乗合サービスを利用できる