駐在記者・真鍋武が体験したリアルな中国

<駐在記者・真鍋武が体験したリアルなジャカルタ>バイクタクシー配車アプリが流行

2015/08/20 19:46

週刊BCN 2015年08月10日vol.1591掲載

 インドネシア・ジャカルタは、交通インフラがぜい弱で、深刻な渋滞に巻き込まれるケースが多い。目視できる近距離のビルへ移動するのに、渋滞時は平気で30分以上かかったりする。現地の日本人駐在員曰く、「従業員の遅刻理由は、ほとんどが渋滞」という。

 小回りが利かない自動車での移動は、とくに時間がかかるとあって、現地ではバイクが普及している。タクシーに関しても同様で、地元民は「オジェック」と呼ばれるバイクタクシーを利用することが多い。そこで最近、流行しているのが、バイクタクシー配車アプリ「GO-JEK」だ。タクシーを呼び出せるだけでなく、バイク便、ケータリング、買い物代行としても利用できる。支払いも電子決済に対応。一般のオジェックでは、ドライバーとの交渉によって移動料金が決まり、現地の地理に詳しくない場合はボッタクリに遭うケースもあるが、GO-JEKは専用業者がサービス提供しているので、安心して利用できる。

ジャカルタで流行中のバイクタクシー
配車アプリ「GO-JEK」
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