偽札大国中国。中国人民銀行は、11月12日、ついに新たな100元札の発行を開始した。毛沢東の肖像をあしらったデザインは従来のまま、「100」部分の文字色が見る角度によって変わるなど、偽造防止のための新技術が随所に施してある。巷では、新たな100元札を手に入れようと中国人が銀行に押し寄せて、新札が品切れになった店舗もあるようだ。

新100元札(上)と旧100元札

 しかし、これですべて解決したわけではない。中国メディアの報道によると、一部の銀行ATMや飲食店などの店舗が設置している紙幣鑑別機では、新100元札が正しく認識されない事態が生じているという。新100元札を安心してどこでも使えるようになるまでには、まだ時間がかかりそうだ。

紙幣鑑別機には、新100元札を認識しないものもある