展示会でよくみかけるサービスロボット。最近では、実際に導入する企業が増えているが、現段階でのサービスレベルは、あまり高くないようだ。

 上海市静安区にある中国建設銀行の支店では、店頭にロボットを配置。しかし、機能が限られていた。声をかけると近づいてきて、あらかじめ登録されたいくつかのワードを発する程度。音声会話のなかで顧客の要望を理解し、適切な窓口を紹介したりしてくれるわけではない。言語処理能力が実用的なレベルに至っていないということだ。一応、会話はできるが、その場合はロボットが提示するQRコードをスキャンし、チャット上で文字ベースのやりとりをすることになる。
 

中国建設銀行でみつけたサービスロボット

 IDC中国によると、2016年の中国ロボット市場規模は246億米ドルで、20年には594億米ドルに達する見込み。ただし、その大部分は工業用ロボットだ。サービスロボットにおいては、ソフトウェアの技術向上がカギを握っている。