マイペースで人と競い合うことが苦手な私ですが、やっぱり負けると悔しいものです。学生時代、試合に負けた後はよく唇を噛みしめて泣いていたものです。でも、この悔しいという気持ちは、勝ちたいという気持ちの原動力になります。

 大学生の頃、2本の縄を使って跳ぶ縄跳び・ダブルダッチの世界に入ったパソナテックの浦田さん。学生を対象とした世界大会の出場を目指したものの、日本予選で敗れ、ずっと悔しい思いを引きずっていたそうです。そんな浦田さんが今年も世界の舞台に挑み、そして優勝をもぎ取りました。

 試合前のインタビューでは、優勝よりも自己ベスト(しかも世界記録)の更新にこだわっていた浦田さん。見事に優勝と世界記録更新の両方を実現しました。しかも、世界記録更新は今回で5年連続になるそうです。悔しい思いをしてから10年近く、あの経験が今も浦田さんの次へのバネになり続けているようです。(山下彰子)