非エンジニアがAIと向き合うための解説書

 「あらゆる企業がソフトウェア企業になる」とは、近年よく耳にするようになったフレーズだが、AIがソフトウェアの進化に非常に大きな影響を与える要素になった現在、「あらゆる企業はAI企業になる」とまで言い切る識者もいる。

 近年の第3次人工知能ブームもバズワード的な盛り上がりが落ち着き、AIが実際の情報システムの中でどのように活用されると真価を発揮するのか、議論が成熟してきた感がある。それでも、例えば第3次人工知能ブームの主役ともいえるディープラーニングなどは、まだまだ非IT企業、非エンジニアにとって理解するのが難しいと思われているのが実情だろう。

 本書ではディープラーニングに焦点を当て、経営者やビジネスパーソンを対象に、ディープラーニングをAIの発展の歴史を踏まえて解説するとともに、すでに登場しているユースケースや将来的にディープラーニングが社会をどのように変えていく可能性があるのかなども、図解を多用しながら分かりやすく説明している。(霹)
 


『未来IT図解 これからのディープラーニングビジネス』
南野充則 著
エムディエヌコーポレーション 刊(1500円+税)