▼緊急事態宣言が再度発令されることになりそうだ(1月6日現在)。今後1カ月間をめどに、首都圏の1都3県が対象となる。飲食店に対する休業や営業時間短縮の要請が中心になりそうだが、昨年の春先とは、事業者や消費者の側のマインドもかなり変わっている。

▼経済への悪影響も考慮する方針だと伝えられているが、隣接する産業分野はサプライチェーンでつながり、エコシステムを形成している。現在のお金の流れがどこかで止まると、影響は外食産業にとどまらず多面的に出る。感染症だけでなく、公衆衛生や経済分野の学識者も参加した議論をベースに政策は決定されるはずだが、政府が難しいかじ取りを迫られることになるのは間違いない。これまでの知見や経験を最大限生かし、臨機応変にその時点での最適解を都度追求してほしいところだ。

▼「寒の入り」を迎え、寒さも本番。寒波も襲来し、自然は容赦がない。しかし、2月に入り寒が明けたら、下旬にはワクチンの接種が開始できるよう準備が進んでいるという。春はもうすぐそこだ。新たな芽吹きを大事に育てるために、しっかり準備をしながら過ごすべき時期かもしれない。(霹)