昔から高い駐車料金

 普段、車を運転する人は有料駐車場を利用した経験が一度はあるのではないだろうか。車で出かけた際に、目的地の近くに駐車場がないと不便なため、有料の駐車場や路上のパーキングメーターを見つけた時は安心する。
 

 国内初のパーキングメーターは、有楽町にあった旧都庁前(現東京国際フォーラム前)に置かれたという。駐車料金は15分につき10円に設定されていた。豆腐一丁が10円、大卒の初任給が1万5200円の時代だったことを考えると、高所得者向けのサービスとして開始されたことが分かる。

 現在も、東京都渋谷区には10分600円の有料駐車場が存在するなど、都内の一等地に駐車するにはそれなりの出費が必要となる。私自身、上京して間もない頃、運転する機会があり、よく確認せず有料駐車場を利用し、数時間後、表示された料金を見て青ざめた経験がある。

 自宅近くの空き家が解体され、今月から駐車場に生まれ変わった。ただ、車が多く走る道路に面しているわけでもなく、作りも駐車しにくいため、需要がないのではと思っていたが、案の定、いつ見てもガラガラだ。自分に関わることではないが、今後の経営が心配になる。(帆)


由来
1959年に、東京都が国内初の路上駐車場を設け、1283台のパーキングメーターを設置した。