今日は何の日

<今日は何の日>8月24日『愛酒の日』

2023/08/21 09:00

週刊BCN 2023年08月21日vol.1981掲載

飲み過ぎには注意を

 少し前の自粛ムードとは打って変わり、最近は夜の街に活気が戻ってきた。週末には多くの店が満席となり、店内では、酒を飲みながら職場の同僚や友人らと楽しい時間を過ごす人の姿が目立っている。

 そもそも、日本ではいつから酒が飲まれているのか。大手ビール会社のアサヒビールによると、わが国固有の日本酒は、奈良時代の8世紀ごろに製造方法が確立されていた。当時は祭礼・正月・慶事などの際に飲まれており、庶民が自由に飲めるものではなかったという。

 時代が変わり、今ではワインやビール、ウイスキーなど、さまざまな種類の酒が手に入るようになり、飲酒は庶民の間ですっかり定着した。酒を飲みながら本音で語り合う「飲み二ケーション」との言葉も生まれている。

 酒を飲んで、仲間たちと楽しく盛り上がることができれば、何も問題はないだろう。ただ、飲み過ぎは禁物。結果的に健康を害したり、周囲の人とのトラブルを起こしたりすることにつながるかもしれない。

 暑い夏を迎え、キンキンに冷えたビールがおいしい時期になっている。飲酒の機会は多くなるかもしれないが、昔から言われている「酒は飲んでも飲まれるな」との言葉は忘れないでほしい。(鰹)
 


由来
宮崎県出身の歌人・若山牧水が、1日に1升の酒を飲んだとされるほどの酒豪だったことにちなんで制定された。日付は牧水の誕生日から。
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