大手企業や多国籍企業が少額・少量の支払先を大量に抱えることを「テールスペンド問題」というそうです。一件一件の作業工程は少なくても、膨大な取引先登録や管理、購買手続きが負担になっているとのこと。

  この課題解決をグローバルで進めてきたのが米Candex（キャンデックス）です。同社が取引を仲介し、ユーザー側は既存の調達プロセスを維持したまま一元的に購買や管理ができるシステムを提供しています。
　
  Candex Japanを2022年に設立していましたが、今回、日本市場への本格参入を表明しました。ジェレミー・ラッピンCEOは「同様のソリューションを展開する競合はいない」として自信を見せています。日本独特の商慣行を乗り越えて導入が進むか注目したいです。（春菜孝明）

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米Candexが日本市場参入、企業の購買手続きを効率化　調達業務の集約・自動化ソリューションを展開