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DCの液冷インフラを一貫して提供

2025/10/01 10:00





 AIなど技術の進化に伴い、サーバーも高性能化が進んでいます。処理能力が高くなることでより大規模で複雑な処理を高速で実行できるようになりますが、発熱量も大きくなる点がネックです。このことから近年では、従来の空冷技術よりも効率的に排熱可能な冷却技術が注目されています。そのうちの一つが液冷技術です。

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は10月1日から、データセンター(DC)のファシリティー要件策定から設備施工、最先端の機器選定・調達、保守・運用まで一貫して提供するCTC独自の液冷ソリューション「cooliquid」の提供を開始します。

 今後、高性能なサーバーの普及は進んでいくことでしょう。特にDCを保有する企業では、液冷技術をはじめとした効率的な冷却技術をうまく取り入れられるかどうかも重要となってきそうです。その際、高密度・高発熱なIT機器に対応するための液冷インフラを、ITとファシリティーの両面でサポートできるcooliquidは、企業にとって選択肢の一つになり得ると感じました。(大向琴音)

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CTC、サーバー液冷ソリューション「cooliquid」を提供へ
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