▼日中は肩こりかと思って放置していた肩甲骨の違和感が、夜には寝転ぶことができないほどの激痛に変わっていた。翌朝、病院に駆け込むとレントゲン室に通された。肩甲骨の裏辺りが痛いと申告したが、撮影したのは首。レントゲン写真を見た医師が告げた病名は、「頚椎症性神経根症」だった。
▼字面から重大な疾患の雰囲気が漂っている通り、首の骨が変形し、神経を圧迫するというもの。「ストレートネック」や「スマホ首」のほうが分かりやすいかもしれない。PCやスマートフォンを使う姿勢の悪さが主な原因との見立てだ。
▼ひどくなると痛みだけでなく、腕のしびれや筋力の低下などに見舞われる。安静にしていても症状が治まらない場合や、再発を繰り返し日常生活に支障をきたす場合は、手術も必要になる。入院費や手術代は決して安くなく、頻発したら別の意味でも首が回らなくなりそうだ。
▼再発防止策として首や肩のストレッチを始めた。椅子に座る際の姿勢にも気を付けている。この原稿を書く間にも、何度も姿勢を正した。PCでの作業が原因で治療費を出す事態は避けたいと考えたら、自然と背筋が伸びた。(駄)