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液晶ディスプレイの販売動向

2007/07/09 16:51

週刊BCN 2007年07月09日vol.1194掲載

アイ・オー・データ、三菱電機抜く

 液晶ディスプレイ市場は、これまで三菱電機のシェアが圧倒的に高かった。しかし、4月に入ってアイ・オー・データ機器がトップに躍り出た。現在は僅差ながら1位を維持している展開だ。

 5月の液晶ディスプレイメーカー別販売台数シェアでは、アイ・オー・データが19.0%で1位。2位は僅差で三菱電機(17.8%)、3位はベンキュージャパン(10.2%)と続く。

 また、同月の機種別販売台数シェアはアイ・オー・データのLCD-AD191XB2ブラックが3.2%で1位、同じくアイ・オー・データのLCD-AD221X ブラック(2.4%)が2位で、今年発売されたモデルが上位にランクインした。3位には三菱電機のDiamondcrystaブラック「RDT1714VM(BK)」がつけている。

 5月の台数構成比でみると、19インチは全体の44%、17インチは32%で、この2タイプで80%を占める。最近になって三菱電機が24インチワイド液晶を、アイ・オー・データが24.1型ワイド液晶を発表するなど、大型サイズが市場に出回り始めている。
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