店頭市場ピックアップ

ワンセグチューナーの販売動向

2008/01/14 16:51

週刊BCN 2008年01月14日vol.1218掲載

アイ・オーとバッファローが僅差

 2007年12月17-23日のBCNランキングによると、ワンセグチューナーのメーカー別販売台数シェアは、アイ・オー・データ機器が35.0%で1位。2位はバッファロー(30.6%)、3位は恵安(10.6%)の順となっている。

 ワンセグチューナーは、2006年9月にバッファローが初めてUSBタイプを市場投入し、先べんをつけた。その後、参入企業は増えたが、携帯電話にも対応がすすんだことから、パソコン用ワンセグチューナーの需要は大幅な縮小傾向にある。

 同週の機種別販売台数シェアでは、昨年11月に販売を開始したアイ・オー・データのSEG CLIP「GV-SC300」(14.4%)がトップ。2位は昨年2月に発売したバッファローのちょいテレ「DH-ONE/U2P」(14.2%)、3位が昨年11月に売り出した恵安のワンセグTVチューナー「KLC-1SEGU」(10.6%)が売れ筋上位を占める展開。3位に入った恵安の製品は、平均実勢価格が約3000円と安価な点が支持を集める要因となっている。

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