アップルは、MacOSのセキュリティ対策のために、その設定方法や奨励事項についてまとめた解説書を不定期で発行している。最新版を2008年6月に「Mac OS X Security Configuration Guide(セキュリティ設定ガイド)」として公開。不正アクセス・プログラムからOSを守るために必要な設定方法などを記述している。
同ソフトは、ガイドに沿ったセキュリティ設定を自動的に施すため、Macの知識がなくてもセキュリティレベルを向上させることが可能。例えば、ログイン・パスワード情報を安全性の高い文字列に変更したり、USBやFireWireポートの利用をユーザーの判断で制御することができる。対応OSは、MacOS X 10.4(Tiger)と同 10.5(Leopard)の2種類とした。