店頭流通

WDLC 北京五輪商戦に続く共同施策 「旅」がテーマの年末商戦向け販促施策

2008/10/06 18:45

週刊BCN 2008年10月06日vol.1254掲載

 マイクロソフトなど82社が参加するウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム(WDLC)は、年末商戦向けに販売促進キャンペーンを9月30日から2009年3月末まで展開する。参加企業が共同企画したキャンペーンを推進することで、1年で最大の拡販期である年末商戦を盛り上げる。

 今回開始した「思い出を、見つける、楽しむ、創り出す。PC de 旅 キャンペーン」は、今夏に展開した「PC de TV キャンペーン」に続く第2弾の販促施策となる。前回は、PCでテレビを視聴・録画するメリットを訴求した。一方、今回は秋の行楽シーズンを意識して「旅」がテーマ。「旅行前」「旅行中」「旅行後」それぞれで、PCを利用する価値を訴える。旅行中はモバイルPCを携行し現地の情報を検索・収集したり、旅行後に撮りためた静止画・動画のアルバムを作ったりといった利用シーンをイメージするコンテンツを用意する。専用サイトの開設や小冊子の配布ほか、家電見本市「CEATEC JAPAN 2008」では専用ブースを設けた。

 認知・告知活動では、専用サイトへの誘導を重要テーマにおく。今夏に開設した専用サイトのユニークユーザー(UU)数は20万だったのに対し、今回は150万UUの獲得を目指す。店頭での専用コーナーの設置はしない。

 今夏のキャンペーンの成果として、WDLC事務局では「業界の枠を超えた販促キャンペーンは、家電量販店から高い評価を得られた」(WDLC事務局)と分析。同様の評価を期待している。
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