AV(音響・映像)や情報、通信などの技術・製品が一堂に会する国内最大規模の展示会「CEATEC JAPAN 2004」が10月5-9日の5日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれた。5年目を迎えた今回は、薄型テレビの大画面化および高画質化、DVDレコーダーやカーナビゲーションシステムの大容量化など、日本が“得意芸”とするAV関連技術を世界に発信する格好の場となった。ユビキタスの実現に向けAV、情報、通信の融合が加速するなか、会場は例年になく華やいだ雰囲気に包まれ、その光景は長らくIT不況に苦しんできた日本企業の復活への狼煙絵にも見えた。(佐相彰彦●取材/文)
日本企業に復活のきざし
■728企業・団体が参加
「CEATEC JAPAN 2004」では、参加企業・団体が728(昨年は667)、出展小間数が2754(同2522)と前回を大幅に上回る規模となり、各社がデジタル家電やユビキタスなどをテーマに技術・製品を展示した。
AV(音響・映像)や情報、通信などの技術・製品が一堂に会する国内最大規模の展示会「CEATEC JAPAN 2004」が10月5-9日の5日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれた。5年目を迎えた今回は、薄型テレビの大画面化および高画質化、DVDレコーダーやカーナビゲーションシステムの大容量化など、日本が“得意芸”とするAV関連技術を世界に発信する格好の場となった。ユビキタスの実現に向けAV、情報、通信の融合が加速するなか、会場は例年になく華やいだ雰囲気に包まれ、その光景は長らくIT不況に苦しんできた日本企業の復活への狼煙絵にも見えた。(佐相彰彦●取材/文)