大手ITベンダーが株式上場しているグループ会社を100%子会社化する動きが出てきた。NECは、今年6月に東京に本社があるNECソフトと大阪が拠点のNECシステムテクノロジー2社を完全子会社にし、NEC本体のビジネスユニットとして再スタートさせることを決め、TOB(株式公開買付け)の実施を決定した。すでに富士通は、昨年10月1日に保守・サービス事業の富士通サポート&サービス(Fsas)を完全子会社化している。これらは、主力子会社を完全に取り込むことで、ソフト開発とサービスの分野で競争力をさらに高めることが狙い。競争激化を視野に入れ、今年も同様の動きが続く可能性が高い。(佐相彰彦、木村剛士●取材/文)