次期サーバーOS「Windows Server 2008」の製品候補版(日本語版)である「Release Candidate(RC)」が9月26日、ダウンロードで入手できるようになった。同OSでは、「管理性」「堅牢性」「柔軟性」を向上させたという。前回は、「堅牢性」という部分で「ネットワークアクセス保護(NAP)」を紹介した。この新機能以上に、ITベンダーが注視しているのが、「柔軟性」を向上できる「仮想化」である。
中堅市場への訴求力が高まる
RC版と同時に「Windows Server Virtualization」 (開発コード名・「Viridian」)英語版の提供も始まり、ITベンダー側は、実際に“感触”を確かめることが可能になった。オービックビジネスコンサルタント(OBC)の日野和麻呂・開発本部次長は「すでにVMwareを導入する企業が増えている。サポートを一元化でき、運用コスト削減に役立つ」と、同OS搭載の「仮想化」に期待する声は大きい。
次期サーバーOS「Windows Server 2008」の製品候補版(日本語版)である「Release Candidate(RC)」が9月26日、ダウンロードで入手できるようになった。同OSでは、「管理性」「堅牢性」「柔軟性」を向上させたという。前回は、「堅牢性」という部分で「ネットワークアクセス保護(NAP)」を紹介した。この新機能以上に、ITベンダーが注視しているのが、「柔軟性」を向上できる「仮想化」である。