情報サービス産業の成長を支えてきた金融業界の投資に陰りがみえてきた。メガバンクの基幹業務システムの統合案件が2008年で一段落するためだ。金融業界向けの売り上げ比率が高い大手SIerでは、すでに“ポスト金融特需”を見据えた動きも出始めている。統合案件の終息によって一時的に受注環境が悪化。競争が激しくなり受注単価の下落や不利な条件で受注したことによるプロジェクトの不採算化など、思わぬところで影響が広がる可能性もある。金融への過度の依存を軽減するなど、ビジネスモデルの改革が急務だ。