帳票ソフトウェアベンダーのウイングアークテクノロジーズ(内野弘幸社長)は昨年11月、持株会社(ホールディングス)に移行し、新たなグループ経営体制を敷いた。この再編は当初、株式上場へ向けた準備とみられていた。しかし実際には、自社を“実験台”として日本のパッケージソフト開発を「産業化」し、国産ソフトを世界へ羽ばたかせるための布石を打つ目的があったのだ。グループ会社の1社である北海道・旭川市の開発会社と内野社長への取材から、この狙いを探った。