「ハコ売り」からの脱却を目指し、変革の途上にある米IBM。CAMSS(クラウド、アナリティクス、モバイル、ソーシャル、セキュリティ)という五つのトレンドを軸としたソリューションに注力する方針であることを、近年、繰り返し発信してきた。ただ、こうした変革に販売パートナーがついてこれているかといえば、必ずしもそうとはいえない状況であるのも事実だ。そこで米IBMは、まずソフトウェア事業で、いち早くCAMSSを軸にした製品群・ブランドの再編に着手し、パートナーのCAMSSソリューション提案を促進・支援する体制を整えつつある。当然、その影響は日本IBMにも及んでいる。いまだにx86サーバー事業売却の衝撃に揺れている伝統的なIBM販社も多いなか、IBMの新たなチャネル戦略のアウトラインが、ようやくみえてきた。(本多和幸)