NTTデータは、早ければ今年度(2017年3月期)上期にも米デルのITサービス部門をグループに迎え入れて連結対象にする。同社にとって過去最大の海外M&A案件だ。岩本敏男社長は「グローバルビジネスの中身が大きく変貌する」と気を引き締める。野村総合研究所(NRI)も、これまでどちらかといえば保守的な海外ビジネスへの取り組みを一転させ、海外M&A(企業の合併や買収)に強い意欲を示す。SIerにとって、海外ビジネスをまとまった規模で大きくするには、海外M&Aがほぼ唯一の方法である。しかし、同時に大きなリスク要因にもなる。SIerの海外M&Aの悲喜こもごもを追った。(安藤章司)