富士通は、11月1日に主要SI子会社の富士通システムズ・イースト、富士通システムズ・ウエスト、富士通ミッションクリティカルシステムズを吸収合併する。近年、NECグループや日立グループといったハードメーカー系のSI子会社は集約傾向にあり、富士通も同様だったが、単体でも大手SIerといっていい規模を誇る3社を本体に吸収合併するという、さらに踏み込んだ決断をしたかたちだ。約1万4000人のシステムエンジニアを富士通本体に集めることで、富士通は何を実現しようとしているのか。決断の背景には、デジタルトランスフォーメーションのトレンドが加速するマーケットの流れに取り残されるわけにはいかないという危機感があった。(本多和幸)